JR京浜東北線浦和駅西口から徒歩6分。カフェ・ ヴォアールは旧中仙道通り沿いの木村ビル2階にあります。本の須原屋さんのおとなり、ファミリーマートの二階というのが目印です。
遠目に見ると、少しわかりづらいかもしれませんが、近くまできて看板を見ると、珈琲屋の風情がただよっていますね。階段を上り、ドアを開けるとコーヒーの良い匂いがうっすらとふわふわと鼻の奥の方まで入り込んできて、コーヒーを早く飲みたくなってしまいます。
カフェ・ヴォワールの店名の由来
店名の「Cafe(カフェ)」はコーヒーを意味し、「Voir(ヴォアール)」はフランス語で、接客・接点・交わるという意味があります。
挽きたてのコーヒーの香りで来店した方たちをおもてなしし、最高の接客で優雅な気持ちになってもらいたいという気持ちで「Cafe Voir(カフェ ヴォアール)」という店名にしたそうです。
3年以上熟成させたオールドビーンズを使用し、挽きたて・焙煎したてのコーヒーを皆様にご提供しています。
カフェ・ヴォワールのコーヒーの特徴
焙煎する前の生豆の段階で3年以上寝かせ、熟成させたオールドビーンズを使用しているのがカフェ・ヴォワールのコーヒーの特徴です。味が濃厚で苦さに深みがあり、上品なお味です。焙煎したてで、挽きたてのオールドビーンズコーヒーには、他の店にはない美味しさがあります。
またカフェ・ヴォワールの店主は、日本橋の老舗コーヒー専門店で5年間修業をし、1993年に蕨市でコーヒー店をオープンしました。その後、浦和に移転し地元の人たちに愛されるお店になりました。
カフェ・ヴォワールの店内の様子
カウンターに目をやると、ロイヤルコペンハーゲンのお皿や、ウエッジウッドを中心とした様々な種類のコーヒーカップとソーサーがずらっと並んでいます。お店に来る度に、違う種類の高級食器でコーヒーを飲めるのも、このお店の素敵なところです。
お店の雰囲気はこのような様子です。照明の光を落とすことによって、ベッチン張りの椅子と、つやつやの床が映えるように細やかな心遣いがしてあり、とても落ち着いた雰囲気です。
私の座ったお席から、コーヒー越しに店内を見るとこのような雰囲気です。この日の禁煙席は空いていて、私一人でしたので、雑誌の「一個人」を満足ゆくまで読みふけってしまいました。
カフェ・ヴォワールは全席禁煙
カフェ・ヴォワールは昔は喫煙・禁煙を完全に分煙にしていました。入り口を入って右側が喫煙スペースで、左側が禁煙スぺースです。ですが、昨今の禁煙ブームのためか2018年から土・日曜日、祝日は全席禁煙となりました。
大人数でも利用できる特別な空間
カフェ・ヴォワールには10~15人利用可能なバンケットルームもあります。7名からの予約が可能で、お茶会や、会議などの利用に便利です。ただし、利用の際は予約が必要なので要注意です。
カフェ・ヴォワールの珈琲と食器
食器に詳しい方ならお分かりでしょうが、今回のカップ&ソーサーは「ウエッジウッド」の「ワイルドベリー」シリーズのものでした。ウエッジウッドの中でもわりと人気もあり、お値段もお手頃の食器です。
私が注文したのはブレンドコーヒーで、アイスコーヒーなどの全て種類のコーヒーを含めて、7種類のラインナップです。ブレンドコーヒーは一杯550円と、きちんとしたコーヒー屋さんとしてはお手頃で、うれしいお値段です。ケーキも含めて一人1000円以内で収まります。
ただ、珈琲豆の種類が少ないので、コーヒー豆の種類を楽しむというよりも、食器や雰囲気を楽しむことを目的として行ったほうが、楽しめそうです。
カフェ・ヴォワールのケーキは自家製
今回はケーキは注文しなかったのですが、こちらのお店の手づくりケーキも美味しいです。良い素材を使っていらっしゃり、個人商店ならではの素朴な手づくりケーキという感じが、懐かしさをくすぐる美味しさです。私が好きなケーキは「モンブラン」で、フランス産の栗が使ってあり、洋酒がしっかり効いた大人向きのモンブランです。
まとめ
お友達とのおしゃべりに行ってもよし、一人で雑誌を読みふけるのもよし。お食事デートの次にデザートタイムとして行ってもよしの使い勝手の良い上品な珈琲店です。
お店情報
住所 埼玉県さいたま市浦和区高砂1-8-3 永井ビル3F
電話 048-834-5581
【営業時間】 平日10:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
土日祝日11:00~20:00(ラストオーダー 19:30)
【定休日】 無休
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